宇部市の産前産後サポート事業を行う中で
産後うつ予防のために産前からの産前産後ケアを大切にしている
一般社団法人全国産前産後バースケアラー協会の助産師瀧口です。
宇部市産前産後サポート事業や市の両親学級、マタニティ講座、産後子育て座談会相談を担当させていただいています。

↑チャイルドマッサージの様子
その中で多くのお母さんや赤ちゃんと出会う機会があります。
改めて感じたのは、「子育てに困っているお母さん」ではなく、「誰かに話を聞いてほしいお母さん」が本当にたくさんいるということです。
「こんなこと聞いていいのかな?」
「家族には心配をかけたくなくて…。」
「毎日子どもと二人きりで、大人と話す機会がないんです。」
そんな何気ない言葉の一つひとつに、お母さんたちの頑張りや孤独が詰まっていました。
出産したら母親になる。
でも、誰もが最初から子育てが上手にできるわけではありません。
助産師である私も、逆に助産師だから出来ないはずはない!1人でやらなければという呪縛に縛られて苦しい時期もありました。
だからこそ、お母さんを支える存在が必要なんですよね。
助産師として専門的な知識を伝えることも大切ですが、それ以上に「大丈夫ですよ」「よく頑張っていますね」と寄り添い、お母さんが安心して話せる場所があることの大切さを改めて実感しました。
私たちが育成しているバースケアラーは、妊娠・出産・子育ての専門知識だけではなく、お母さんの心に寄り添い、地域で孤立しない子育てを支える存在です。
ほんの少し話を聞いてもらえたことで表情が和らぐお母さん。
「今日は来てよかった」「参加してみてよかった」と笑顔で帰られる姿。
その一つひとつの出会いが、バースケアラーの存在意義を教えてくれます。
産後うつや育児不安は、特別な人だけがなるものではありません。
誰にでも起こり得るものだからこそ、予防のための「人とのつながり」がとても大切です。
もっと気軽に相談できる場所や、一緒に子育てを喜び合える仲間が必要です。
この活動を通して、バースケアラーが地域とお母さんをつなぐ架け橋となり、「一人で頑張らなくていい」と伝えられる存在でありたいと、改めて強く感じます。
これからも、お母さんと赤ちゃん、そして家族が笑顔で過ごせる地域づくりのために、一歩ずつ活動を続けていきたいと思います。
専門家とつながるとは?

産前産後は、お母さんが一人で頑張る時期ではありません。
だからこそ、妊娠中から気軽に相談できる専門家とつながり、安心して子育てができる環境を地域の中につくっていくことが大切だと感じています。
全国産前産後バースケアラー協会では、助産師だけでなく、看護師・保健師・保育士・理学療法士・歯科衛生士・管理栄養士など、多職種の専門家が力を合わせ、お母さんやご家族に寄り添う活動を行っています。
また、「地域で産前産後の家族を支えたい」「専門性を生かして誰かの力になりたい」という想いを持つ方に向けて、バースケアラー養成講座も開催しています。
産前産後の孤立をなくし、「相談できる人がいる」「一人じゃない」と感じられる地域を、一緒につくっていきませんか。
活動や講座については、ホームページや公式LINEで発信しています。
あなたとのご縁を、心よりお待ちしています。
産前産後サポーターのバースケアラー養成講座 8月開講14期生募集中です。
育休中の産後ママも多く受講されています。一度ご相談ください。

