産後の悪露はいつまで?色や量の変化・注意したい症状と受診の目安
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悪露(おろ)とは?

出産後、
「まだ出血しているけれど大丈夫?」
「一度減ったのに、また赤くなった」
「悪露っていつまで続くの?」
と不安になる方は少なくありません。
産後は、赤ちゃんのお世話に追われて、自分の身体の変化はつい後回しになりがちです。
でも、悪露(おろ)は産後の身体の回復を知る大切なサインのひとつ。
正常な変化と、医療機関へ相談したほうがよいサインを知っておきましょう。
悪露とは、出産後に子宮から排出される血液や分泌物などが混ざったものです。
赤ちゃんと胎盤が出たあとの子宮は、少しずつ妊娠前の状態へ戻っていきます。
その過程で、胎盤が付着していた部分からの血液や、子宮内に残っていた組織・分泌物などが体外へ排出されます。
つまり悪露は、産後の身体が回復していく過程でみられる自然な現象です。
悪露はいつまで続くの?
個人差がありますが、悪露は数週間続き、一般的には産後6〜8週間ほどでおさまっていきます。
最初からずっと同じ量・同じ色が続くわけではありません。
産後すぐ〜数日
赤色・量が多め
生理の多い日のような鮮血がみられることがあります。小さな血の塊が混じることもあります。
産後1週間前後〜
赤褐色・茶色・ピンク色へ
少しずつ出血量が減り、鮮やかな赤色から茶色やピンク色などへ変化していきます。
その後
黄色〜白っぽい色へ
月経のように徐々に血液成分が少なくなり、色も薄くなっていきます。
そして、数週間かけて少しずつ量が減り、やがてなくなっていくのが一般的な経過です。
ただし、悪露の期間や変化には個人差があります。産後6〜8週間をひとつの目安として、「何週目だからこの色でなければいけない」と考えすぎず、量が徐々に減っているか、体調に異変がないかを見ることが大切です。
「減っていたのに、また赤くなった!」これって大丈夫?産後、悪露が減ってきたと思ったら、
「急にまた赤くなった」
「昨日より量が増えた」
ということがあります。特に経産婦さんが多い印象です。上のお子さんがの
お世話などで動きすぎてしまうといったことが多くあります。
「お兄ちゃんのお世話も忙しいですか?横になる時間短いですか?」と伺うと
「さゆりさん、監視カメラでみてましたか?」とおっしゃるほど。兄弟のいるママほどついつい動いてします。産褥期にはカラダを休め回復させることが大事です。ここがしっかり休まないと更年期にも影響します。まずは、休むことをがんばりましょう。
活動量が増えたあとなど、一時的に悪露が増えたり赤くなったりすることはあります。
また、授乳中はオキシトシンというホルモンの働きによって子宮が収縮するため、授乳時に出血が増えたり、後陣痛のような痛みを感じたりすることがあります。
ただし、急に大量に出血する、出血量が減らず増えていく、体調不良を伴う場合は「よくあること」と自己判断せず、医療機関へ相談してください。
こんな悪露には注意!受診・相談の目安
次のような症状がある場合は、産婦人科や出産した医療機関、助産師などへ相談しましょう。
- 悪露の量が減らず、むしろ増えてきた
- 大きな血の塊が出る、血の塊が繰り返し出る
- 悪露から強い悪臭・不快なにおいがする
- 38℃以上の発熱がある
- 下腹部の痛みが強い、または悪化している
- 悪露がいつまでも多い状態で続いている
- 「いつもと違う」「何となくおかしい」と感じる
悪臭のある悪露に発熱や腹痛などが伴う場合には、子宮の中に膜が残っていたり、うまく排出できないなど子宮内の感染などが隠れている可能性もあります。
さらに、突然大量に出血した、めまい・ふらつき・動悸がある、意識が遠のくような感じがする場合には、大量出血の可能性があります。様子を見ず、速やかに救急医療を受けてください。その際には悪露のパッドを病院へ持参していくといいです。
子宮内感染などの他にも、尿路感染症になりやすかったり、会陰部分のお傷の感染や痔なども産後はなりやすいですので清潔を保ちながら気をつけて頂けたらと思います。
出産後は、赤ちゃんのお世話に集中してなかなかご自身のことまで目が行きませんよね。ママの産後のカラダの見えないところでは今までにない大きな変化をしています。
大仕事をしたご自身の体調もいたわりながら、休息、栄養をとりながら焦らずまずは周りや専門家にも頼りながら回復させていってくださいね。


