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「赤ちゃん可愛い!」だけじゃない、産後の気持ち

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「赤ちゃんかわいい!」だけじゃない産後の気持ち

SNSを見ていると、

「赤ちゃんが尊すぎる!」
「かわいくてずっと見ていられる」

そんな投稿をよく見かけますね。素敵ですよね。
でも、出産したら誰もがすぐにそう感じるとは限りません。

実は、多くのお母さんが、
感動や愛おしさと同じくらい、
あるいはそれ以上に「戸惑い」を感じています。

出産したのに現実感がない

私自身、出産後に新生児室で
娘を見たときのことを今でも覚えています。

目の前にいるのは、間違いなく私が産んだ赤ちゃん。
でも、「本当に私が産んだの?」
そんな不思議な感覚がありました。

病院で助産師さんから「お母さん、授乳の時間ですよ」と
声をかけられたときも、

「お母さん……私のこと?」と一瞬、
考えてしまったほどです。

出産したことは理解している。
でも、どこか現実味がない。

家族が喜んだり興奮したりしている中で
まるで自分だけが
状況についていけていないような感覚でした。

「かわいい」より先にやってきた不安

私の場合、「かわいい」という気持ちより
先にやってきたのは、不安でした。

目の前には壊れそうな、小さな生命体。
その姿を見ながら、

「私が守るの?」
「私が育てるの?」

と、戸惑っていました。

当たり前のことのはずなのに、
なぜか現実として受け止めきれなかったんです。

先日、友人の助産師がこんな話をしてくれました。

「助産師なのに、退院するとき急に思ったんだよね。」
「『私、この子をこれからずっと育てるの?』って」

数え切れないほどのお産に立ち会い、
赤ちゃんのケアをしてきた助産師さんですら、そう感じる。

だから、初めて出産したお母さんが戸惑うのは、
決しておかしなことではないんですよね。

ココロとカラダが一致しない不安

親になるという出来事そのものが、
とっても大きな人生の変化なんです。

ココロとカラダが一致していないんですよね。

出産は一日で終わります。
でも、「母親になる」という心の変化は一日では終わりません。

体は出産を終えていても、心はまだ追いついていない。

昨日までの自分と、今日からの自分。
その変化を受け入れるには、少し時間が必要なのです。

もし今、「赤ちゃんはかわいいけど実感がない」
そんな気持ちを抱えているなら、
どうか心配しないでください。

それは異常なことではありません。
とても自然な反応です。

赤ちゃんといっしょにお母さんも育つ

赤ちゃんと一緒に過ごしながら、
おむつを替えて、抱っこをして、
眠れない夜を過ごして、少しずつ、

「ああ、この子のお母さんなんだな」という実感が
少しずつ育っていくのではないでしょうか。

この記事の著者

yumi.kataza

片座友美
バースケアラー
マインドフルネスコーチ

慶応義塾大学卒。20代でうつ状態を経験したことによる低すぎる自己肯定感や自責概念をマインドフルネスで克服。科学的根拠に基づくメソッドで「8週間で本来の自分に戻る」をテーマに、誰とも比較しない幸福感を育むサポートをしている。

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